故郷・女川町指ヶ浜の祭り


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あの大震災から一年三ヶ月が経過し、やっと銀鮭の水揚げが出来るようになった。全国の皆さんの御支援により震災のおよそ三ヶ月後から養殖設備等の準備が出来たからである。改めて全国の皆様に御礼申し上げます。
明日は故郷、女川町指ヶ浜八雲神社のお祭りだ。海の恵みを享受し神輿を繰り出して盛大に祝いたいところだが、何分にも小さな浜であり、また震災の影響で担ぎ手も少なくなり、神輿を山の神社から下ろすにも人出が足りない、流された幟を新調し鳥居に掲げお赤飯を炊いてささやかにお祝いをする程度だと言うことだ。
あの津波は、写真にある鳥居をすっぽりと飲み込んだと言う。 八雲神社はこの鳥居から長い階段を登って海抜約40~50m付近に在る。過去の貞観津波や古からの教えなのでしょうか、この地域の神社は何処もかなり高い位置に存在する。「津波が来たら高いところに逃げろ!神社に逃げろ!」と言う教えには歴史的根拠があると言うことなのだろう。八雲神社は小さな浜の神社にしては立派な神社だと思う。しかし残念ながら向かって右側の石垣が崩れ、片方の狛犬(こまいぬ)も崩れ落ちたらしく、木の根が露出している。浜では養殖業の設備にお金を投じるのが精一杯で神社を修復できるのは何時になるか分からない。神社は村の宝であり、村のシンボルでもあり、精神的な支えでもあるように思う。その為にも水産業の復活を願いたい。そして、早い時期の修復を願いたい。小さい頃はここで皆と遊んだ記憶を思い出す。正月には元朝参りでここで一年の大漁と家内安全を祈願するのであった。
養殖業は他にもホタテ・ホヤ・カキ等も同時に再開している。また、海の恵みであるアワビやウニも辛うじて健在らしい。 しかし、理不尽な風評で水産業も前途多難と言うのが現状だ。地震に怯え、津波に叩きのめされ、そして風評で悩まされると言う被災地は未だ地獄のようだ。だからこそ、「祭り」で 少しでも景気づけ、元気づけ、明るい明日に希望を託すのだと思う。
頑張れ女川!震災や風評に絶対に負けるな!頑張れ兄貴!!

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